閃 ―せん―







流れるように剣心の右手が動いた。
それはごく自然な動作で、刀の柄に手がかけられても誰も疑問を持たなかった。

それほどまでに警戒というものを感じさせない。

す、と小柄な体がより低くなったかと思えば、次の瞬間には風が舞った。
風を頬に感じた時には剣心の右手はもとの位置に戻っていた。
何事もなかったかのように、だらりと下げて。



ああしかし。



風と共に光が奔(はし)ったと誰が気付いただろう。
触れただけで一片の花びらが分かつような鋭い刃(やいば)の閃光を。
温和な瞳の中に、刃同様切り裂くような色が宿ったことを。



その事実を知るのはこの場に似合わぬ穏やかな陽射しと、今彼が踏みしめているこの大地のみ。



大地には彼が踏み込んだ左足の跡がくっきりと残っていた。
まるで刹那の状況を気付かなかった者達に詳細を物語ってやるかのように。






お礼の前にまずはお詫びを。



西綴様ゴメンナサイ・・・m(_ _)m



えー、例の如く短文にもならない妙な言葉をひっつけてしまいました・・・
だったら書くなという話になるんですが、西綴様のイラストを見たら手が勝手に(どっかで聞いたことのある言い訳なので強制終了)
でも、この躍動感ある剣心見たら絶対にσ(^^)と同じことしますよ!!
ああ・・・いつもながらかっこいい(*^ ^*)ポッ
ちらりと覗くVゾーンが色っぽさも醸し出してます(涎)

こほんこほん。
話を元に戻します。

今回の件はまさに不意打ちという言葉がぴったり。
「西綴様がプレゼント(イラスト)を用意している模様」
とある方から女将の下に流れてきたこの情報。
「はい?西綴様ってアノ西綴様!?ものごっつオットコマエ〜な剣心をお描きになるアノお方!?」
うわーうわー!どうしよう、やばすぎて嬉しい・・・じゃない、嬉しすぎてやばい!
実は初めてσ(・_・ )が西綴様のお宅にご挨拶した時、あまりにもかっこいい剣心をお描きになるから、「戦闘シーンとかお得意そう」みたいに言ったんですよ。
そしたら・・・そしたらね?

西綴様、その時のことしっかり覚えていてくださったんですよぅ〜〜〜〜〜ッ

ぶわーん、感激ッ
もう涙で視界が見えないよ・・・
更には宿に飾ることも快く承諾してくださり、ただただひれ伏すばかり。
本当に・・・本当に嬉しかったんです〜〜〜〜〜〜!(滝涙)



西綴様、ありがとうございました!!!!



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